スペイン紀行

スペインあれこれ

スペインのトイレ事情

個人的な話なのですが私はトイレの汚い国には行きたくないのです、私の小学校頃に日本の水洗化が始まり、市の補助も有り我が家も水洗トイレが完備しました、それまで家の前に汲み取りのトラックが止まり、足場板を軽快に(リズム的に)肥え桶を担いで上がる人のマネをして、母に怒られたのも思い起こされます。


トイレのサインです(プエルト・ラピセに在るベンタ・デル・キホーテのトイレ・サイン)女性用、女性の場合セニョーラかダマス(Damas)と書いてあります。

私の少ない海外旅行経験から思うのですが、日本のトイレ事情は世界一と言っても言い過ぎではないですね、先日京都を散歩中公衆トイレを利用したのですが、支那人の団体が列を作っていましたが、高台寺の坂を降りて探すのも面倒なので列に並んで私の番が来ました、小便器がイッパイだったので大便器に入ってギョウテン!、便器の周りが便を拭いたであろうトイレットペーパーが散乱、ナンと汚い惨状に憤慨?糞害?支那人のマナーの悪さに唖然。


トイレサイン(プエルト・ラピセのベンタ・デル・キホーテのトイレサイン)紳士用

スペインは公衆便所の少ない国です、特に女性の場合トイレには苦労しますよね、男性と言っても支那人や韓国人の様に立小便は日本人としてできませんよね、オテルを出る時には必ず用を足して行く様心がけます、それでも生理現象は止められませんよね、その場合私が利用するのがエル・コルテ・イングレス、セントロには必ず在るスペインのデパートで一軒見つければゴキブリと同じで周りを見れば数軒在ります、比較的綺麗に清掃が出来ていて快適に使用できます、但しオシュレット(シャワレット)はありません。


セビージャのオテル・アルフォンソ13世のトイレ

もし近くにエル・コルテ・イングレスが無ければ、レスタウランテかBARに入る事をお奨めします、出来れば軽食か飲み物でも頼みカマレロ(給仕)にポル・ファボル・プレスタメ・ウン・バーニョ(Por favor Prestame un bano)、と言えば心良く場所を教えてくれます。

スペインの公衆トイレは少ないですが美術館やサグラダ・ファミリアの様な観光地には在ります、日本なら洗面で手を洗ってエアータオルに手をかざすのですが、スペインは今もペーパータオルの所が多いです、ペーパーを引っ張るかレバーを引くかボタンを押すかタイプが色々あります、女性用のトイレには入ったことが無いので定かではありません。

観光地の在るトイレは案外綺麗に清掃されている処が多い。

BARでセルビシオを借りて個室に入りズボンを下げて便器に腰を下ろす、一気張していると急に電灯が消えて真っ暗、ココで慌てるのはスペインの素人、慌てず騒がず扉の横にボタンが有るはずです、真っ暗になってからボタンを探すのは時間が掛り不潔(排便中に誰もが手探り)、電灯が点いてる内にボタンの位置だけは確認しておいてください。

オテルのトイレには便器が2個有る処があります、蓋の無い方は便器ではなくビデだそうです、どう使うかは聞いてないので不明ですが女性が使うようです、因みに私は乗馬の帰りにブーツを洗わせて頂きました。

バニェーラ(浴槽)の有るのは日本人としては嬉しいですね、入浴剤を入れて首までお湯に浸かれば疲れが取れますね。

このトイレは懐かしいトイレですね、タンクの上の部分にボタンが付いていて、用を足した後ボタンを押すと水が流れる仕組み、横に在る丸いステンレス製の器具はトイレットペーパーホルダー、最初スペインに行った頃はホルダーの中のペーパーは茶色いペラペラのツルツルの紙、馴れなくて拭きにくいペーパーでした、この紙メモにもってこいでメモによく利用してました。

最近のスペインのトイレットペーパーは柔らかいエンボスの紙になりましたが、最近は携帯用のウォシュレットを持ち歩いています、スペインいやエウロパで何故ウォシュレットが普及しないかというと、エウロパの水は硬水の為ウォシュレットのシャワー部分の穴がカルシウムで詰まってしまうそうです。

CABALLEROS(カバジェロス)男性用
ジェントルマンの事をスペイン語でカバジェロと言います、私が乗馬をたしなむのも乗馬は紳士のたしなみなのです。

SENORAS(セニューラス)本来スペイン語ではNの上に~が必要なのですが、文字化けする為にあえてNだけにしています。