スペイン紀行

スペインあれこれ

El Flamenco、スペインと言えばフラメンコ

スペインと言えば闘牛とフラメンコ、メキシコ人のアグスティン・ララがイメージした様に、「血まみれの地面とジプシーの夢」と言う様にフラメンコは離せませんよね、最近ではジプシーとは言わずにロマとかヒターノと言いますが、やはりロマが演じるフラメンコは一味違います。

写真のタブラオ(フラメンコを見せるレスタウランテ)はグラナダのベンタ・エル・ガジョ、元々フラメンコはアンダルシアで発生したロマの芸術その為アンダルシアでも発祥の地は私の所と名乗り出る処が多い、例えばセビージャやへレス・デ・ラ・フロンテラなど、ただ最近は本物のロマが踊っているのも少なく、極端な話スター・バイオーラが日本人だったりして、此処グラナダはCUEVA(洞窟)でロマの家族単位で行われている、なので雰囲気と本物を見るならグラナダがイイと思いますよ。

先ほどロマの家族単位と言いましたが、ロマの家族単位と言うと300~400人単位で集まる事もあります、スペイン人はロマを毛嫌いしますが多分に宗教や生活様式の違いで、レコンキスタ後スペイン人以外を排除した歴史があります、レコンキスタ後ユダヤ教徒もスペインから排除されましたが、今ではロマはスペインに同化して芸術では無くてはならない存在です。

情熱的なカンタオール(歌手)・バイオーラ(踊り)を観にスペインへ行かれる方も多いですね、一度ご覧になると忘れられないのは私だけでしょうか?。

VENTA EL GALLO(ニワトリ・屋台) CUEVA FLAMENCO(洞窟フラメンコ)

グラナダで私のお勧めはZAMBRA DE MARIA LA CANASTERA(サンブラ・デ・マリア・ラ・カナステラ)です、このタブラオはCDも日本で発売されておりマリアのカンテが