スペイン紀行

スペインあれこれ

話題に付いて 

少し遅くなりましたがスペインのクリスマスについて一言。

先ほどニュースでベッセル・神戸のイニエスタが家族写真をブログにアップしたのだが、その写真に黒塗りをした白人が一緒に映っていた、その写真を見た馬鹿が人種差別と言っているとTVで伝えていた、この馬鹿は無知で差別主義者のレイシストだ。

詳しく説明するとスペインの伝統と宗教が関わっているのです、まずスペインのクリスマスはナビダットと言います、当然12月25日がナビダットなのですが、日本の様にクリスマスプレゼントは25日に子供たちは頂けません、プレゼントを頂けるのは1月6日のレジェスマゴスの日なのです。
レジェスマゴスに東方三博士がラクダに乗ってやって来るからです、東方三博士の一人は黒人で、その黒人役をする人は当然のことながら顔を黒く塗ります。
前出の馬鹿はこれを人種差別と言ったのです、無知で大馬鹿な奴はキット朝日新聞読者であろうと推察できます、嘘と捏造を信じて調べもせず差別と言ってのける。

因みにレジェスマゴスに良い子はプレゼントを貰え、良い子でない子供はカルボン(Carbon)しかもらえません、カルボンとは日本語で石炭と言いますが、本物の石炭ではなく砂糖菓子で黒く色付けしたものです、ナビダッド(クリスマス)と言えばロスコン(Roscon)も忘れてはイケませんね、ロスコンはナビダッド(クリスマス)時期になると、パナデリア(パン屋さん)のウィンドーを飾る菓子パン、綺麗な飾りつけをした丸いドーナツ型をした菓子パン、ロスコンがウィンドーを飾りだすとナビダッドです。

casa viva(万歳屋)でプレゼントを買ってナビダッドの用意。

スペインのナビダッドが近ずくとベレンが飾られます、ベレンとはイエス・キリストの誕生を、人形を使って飾りつけしたものです、駅や商店のウィンドーや教会や公園などで見かけます、最近では日本でも見かける様になりました。

スペインではサンタクロースよりレジェスマゴスの方が人気があります、当然ですよね~プレゼントがもらえるのが1月6日のレジェスマゴスなんですもの、私の居たプエブロ(村)では1月6日にはパレードが有りましたよ。