スペイン紀行

スペインあれこれ

タラコで食べる郷土料理

スペイン・カタルーニャ地方に在るタラゴナ、港町で紀元前から拓けた街

私は最近バルセローナにオテルを取らず、タラコ(タラゴナ)に宿泊する事が多くなりました、バルセローナからセリカニアス(近郊列車)で焼く時間静かな街、この街の郷土料理が写真のアロス・ネグロ・コン・ガンバ、日本語に訳すと「イカ墨ご飯の海老入り」とでも訳しますのでしょう、これがイケる味なんです特におこげが最高。

この店の名前の付いたビノ・ティント(赤ワイン)、ここタラコ(タラゴナ)で何度か行った店「el pigot」は小さな店だが美味しい店。

炊き上がったアロス・ネグロ・コン・ガンバを皿にサーブしてくれます、優しくて愛想の良いカマレラ(女店員)、なかなかのグァッパ(べっぴんさん)です。

見た目はネグロと言うだけあって黒いのですが、イカスミのまろやかさと魚介類のカルド(出汁)が効いた一品、リモンを絞って酸味が口イッパイに広がります。

ソパ・デ・ぺスカド寒い時の温かいスープは生き返るな~。

パン・コン・アリオリ、スペインの堅いパンにアホ(にんにく)を塗り、アリオリ・サルサで食べる。

食後のポステレ(デザート)はいつもアロス・コン・レチェなのですが、この日は無かったので、クレマ・カタラナにしました。 最後にサービスのチュピート(食後酒)はオルホを頂きました。

*orujo(オルホ)とは葡萄酒の粕を再蒸留したお酒で、元々はスペイン北部のお酒だったのですが、今ではスペイン全土で飲まれています。

本当にココ「エル・ピゴット」は気持ちの良いお店ですよ。