スペイン紀行

スペインあれこれ

MERCADO 8 REUS

REUS(レウス)って馴染の無い名前の街ですね、こう言えば解かってもらえますかね~アントニ・ガウディ・コルネットが生まれた街、バルセローナからセリカニアス(近郊列車)で南へ1時間のタラゴナから15キロ内陸に入った所に在ります、小さな田舎街ですが昔ながらのスペインが残っています、ガウディはこの街で鍛冶屋の息子として生まれました、ガウディ作品ではタイル使いが有名ですが、鍛冶屋の息子だけありロート・アイアンの作品も有名です、例えばレイアール広場の街灯やグエル公園の駐車場の門やグエル邸 1階入り口のロート・アイアン等、圧倒される鉄の芸術が私は好きです。  
*ロート・アイアン=鉄・鋳鉄で出来た面格子及び飾り。

*REUS(レウス)にはムセオ・デ・アントニ・ガウディ(ガウディ博物館)があります、バルセローナだけがガウディと思ってる人やはり此処を見ないと。

田舎町の物価の安さには驚かされる、日本でも同じなのですが田舎に行くほど物価が安い。

ぺスカデリア(魚屋)は地域により置いてある魚の種類が違い、地中海だとマグロが最近多くなり、カンタブリアだとバカラオ(タラ)、ガリシア大西洋に行くと多くなるのがプルポ(タコ)ですね。

カルネセリア(肉屋)さんは何処にでもあるのですが、やはり地域色が陳列に出ますね、アンダルシアは肉の種類が多い様の思います、写真の様にハモンやコネッホ(ウサギ)やコルデーロ(羊の子)、やはりお肉の国ですね。

華やかさではフルテリア(果物屋)に勝つものはいないでしょう、プラタナ(バナナ)、ピーニャ(パイナップル)、マンサナ(リンゴ)、ウバ(ブドウ)、カキ(柿)。

カステージャやカタルーニャでイーゴと言えばイチジクですが、アンダルシアでイーゴと言えばサボテンの実の事、初めて食べたのは数年前で甘くて美味しい味が忘れられません、屋台で売りに来るイーゴはスペインならでは。

安くないですか?ナランハ(オレンジ)がボルソ(ナイロン袋)で1エウロ(130円)、パタタ(ジャガイモ)も5キロ2エウロ(260円)