スペイン紀行

スペインあれこれ

PAMPLONA

パンプローナで何を連想されるでしょうか?、私はまず思い浮かべるのはパブロ・デ・サラサーテです、バイオリンを習い初めた時の練習曲だつだのと、スコアーを見ると思い浮かべるツィゴイネル・ワイゼンのトラウマ、その次には「日はまた昇る」のエンシエロ(牛祭り)、サン・フェルミンの日に行われるエンシエロは写真の市役所前から始まります。

フランス・サン・ジャン・ピエ・ド・ポーを出て、スペイン領に入りロンセスバージェス山の中を越え初めての都会パンプローナに着きます、スペインから巡礼を出発するペレグリーノはこの街から出発する事が多い。

カフェ・イルーニャはカステージョ広場の一郭をしめています、かのアーネスト・ヘミングウェーも通った店で有名、豪華は豪華なんですが味は何てことなし、近くのカフェ・バルの方が安くて美味しいカフェ・コン・レチェが飲めます。

流石に中は豪華でリッチな気分でエル・ムンド(新聞)を読んでると絵になる。

ナバラ王国の首都だったパンプローナは賑わっています、バスクは食事の美味しいところ、BARはおいしいピンチョスを並べている。

Yo la Reina(ジョ・ラ・レイナ)私は女王、イサベル。

パンプローナはアーネスト・ヘミングウェーの小説「日はまた昇る」で世界に有名になった街、サン・フェルミン祭に行われるエンシエロも小説で有名になる、スペインとヘミングウェーの縁はスペイン内戦から、「誰が為に鐘は鳴る」や「日はまた昇る」などの舞台。

エンシエロはパンプローナだけの祭りではありません、周辺の村でも普通に行われています。

残念ながら私はエンシエロ当日には遭遇しませんでしたが、スペイン人のコラソンが伝わるお祭りですね。