スペイン紀行

スペインあれこれ

Museo de Thyssen Bornemisza(ティッセン・ボルネミッサ美術館)

私は基本的に2次元の絵画を写真に撮らない、3次元の彫刻なら撮る角度によって自分なりの好みも出るが、絵画を写真に撮る事の意味が理解できない、この美術館に行って来たよの主張なの?、特にプラドやティッセンの様な撮影禁止の美術館で、盗み撮りをする輩は支那人か韓国人のマナー知らずの無法者、決められた個所以外で写真を撮る輩を見ると不快である。

ティッセンはエル・グレコの「受胎告知」を目当てに行きました、絵画にはあまり興味はないのですが、教科書に載っている絵画くらいはマドリーに居るのだから、ともかく押さえておかなければいけないでしょう。

建物はビリャエルモッサ宮殿を建築家ラファエル・モネオが改装したもの、凡そ美術館らしくない外観だが実にシンプルな展示方法で周れる、エントラーダに入る手前は開放的な芝生が広がり、ココだけで一日くつろげる。

ティッセン・ボルネミッサ美術館は、プラド美術館のゴジャ門を出てレコレトス通りを挟んで斜め向かいに位置します。

この芝生実に気持ちが良い、日差しさえ避ければ散歩の休憩には最高です、左に見える胸像はティッセン・ボルネミッサ男爵です。

個人の美術収集では世界トップクラス、この美術館のティッセン・ボルネミッサ男爵の収集品だけで800点、ホアン・ミロやサルバドール・ダリの展示もありますよ。

正面の白い建物の地下1階にカフェ・テリアが在ります。

エントラーダを入ると左に在る入場券売り場でチケットを買います、インターカムもココで借ります。

左の女の子は何を見ているのでしょう?、答えは前スペイン国王ファン・カルロス1世とソフィア王妃の肖像画が飾られています。


因みに現国王はフェリペ6世です、正式にはスペインらしく名前が長く
「フェリペ・ファン・パブロ・アルフォンソ・デ・トードス・ロス・サントス・デ・ボルボン・イ・グレシア」 が正式名です。


信じない人がおられるかもしれないので、ピカソの正式名は

「パブロ・ディェーゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・レメディオス・シプリアノ・デ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」 これがパブロ・ピカソの正式名です。