スペイン紀行

スペインあれこれ

スペインのホテル事情

海外旅行にはオテル選びからと仰る方もいますが、私は待ち合わせか約束の無い限りオテルを事前に予約する事はありません、何時も行き当たりバッタリで空港に着いてから何処に泊まるか思案します、まずはセントロ(中心)へ向かいそこから宿探しが始まります。


幸いスペインは宿泊施設がふんだんに有りいまだかつて泊まれなかった事がありません、私はスペイン以外のエウロパを旅する場合予約は取りますが、滞在予定と宿泊料金に不安を感じる為で、スペイン国内を旅する場合予定を立てない為どの都市にどの位滞在するか解らない、その為予約が出来ないのです。


写真はサンティアゴ・デ・コンポステラんのパラドール。

スペインのオテル事情はピンからキリまであり、マドリーだと最高級なオテル・リッツ・マドリーから最安のフォンダやペンシオンまで予算に応じて選べます、歴史的に価値のある宿泊施設に泊まりたければパラドールと言う半国営の宿泊施設、外観内装もスペイン旅行に来ているのを実感できるハズです、私は幽霊がダメなので好きにはなれませんが。


写真はスペイン北部に在る都市レオン、パラドール・サン・マルコス。

ウェスティン・パレス・マドリーマドリーでは高級オテル、まだ一度だけしか宿泊した事が無い。

バレンシアに在るオテル・レイナ・ビクトリア、

残念な事ですがバレンシアのオテル・レイナ・ビクトリアは数年前に無くなっていました、私の好きなオテルでした。 

スペインの宿泊施設の種類を示す表示は、入口に青地に白い文字で貼ってあります
H:はオテル建物すべてが宿泊施設で宿泊料金にIVA(税金)が掛かります、建物内にレスタウランテがあり、ほとんどのオテルで朝食付きのプランが選択できる。


Hに小さいs:オスタルは建物の一部が宿泊施設で、経営する家族の住居や店舗が併設される場合がある、星印が3段階ありますが違いがあまりないので、部屋を見せてもらい宿泊を決めればイイ。


HR:オスタル・レジレンシアはオスタルに食事をする施設が無いもの、マドリーなどの大都会にはオスタル・レジデンシアの数軒入ったビルが有ります、安くて気軽に泊まれるので予約をしない私には便利です。


P:ペンシオンは俗に言う民宿ですね、風呂・トイレは共同で使用する処が多い、食事も経営者と一緒に摂る場合も有る、スペイン語を習うなら最適な施設でも人見知りの方は不適かも?。


CH:カサ・デ・ウエスペデスはオスタルとフォンダの中間、

入口の右側に薄緑の地にAが貼ってありますね、アルベルゲと言う宿泊施設なのですがこの施設はペレグリーノ(PEREGRINO)の為の宿、基本1泊しか出来ないのですが宿泊料金は格安で、場所によってはタダと言う処もあります、ただクレデンシャル(巡礼手帳)が無いと泊まれません、宿泊料金は7~8エウロ(900円~1000円)の所が多い。

田舎に行くほど安く設備が充実している。

CHとHRが建物に同居しています、地方へ行くとよく見かけます。

フォンダは大通りから入った裏通りによく見かけます、私は地方に出掛けた時には裏通りを歩きフォンダを探します、フォンダの便利な所は0階に降りるとBARで飲んだり食べたり出来る事。