スペイン紀行

スペインあれこれ

バレンシア・エスタシオン・デル・ノルテ(チャテバ)

バレンシア駅、バレンシアはコスタ・ドラダ(黄金海岸)に在りスペイン第3の都市、日本ではオレンジの名前でよく知られ、エウロパでは珍しい稲作の田んぼが広がる地域。

バレンシア・ノルテ駅はモデルにスモ建築様式の名建築、構内のタイルは見る価値がある物です、スペインの駅の中でも是非お勧めできるエスタシオンです。

バレンシアは陶芸ではスペインの中でも有名な地で、リヤドロは世界的にも有名ですがアスレホ(タイル)でも工場が多い地、駅構内のタイル張りは素晴らしいの一語に尽きる。

タイルがの中に描かれている三角屋根の家はこの地方独特の家屋で、「barraca」バラッカと言い日本で使われるバラックの語源でもある。

イグレシア(Iglesia)教会

スペインに行けば何処にでもある建物、カトリカ(カトリック)の事はよく解らない(無宗教の為)のですが、何百年も掛けて石造りの壮大な建築物を建てたのは宗教の力でしょう、宗教心は想像も出来ない力を出すものだ。

宗教に対して何ら関心はないのですが、宗教心の作り出す力には敬意を持っています、宗教音楽・美術・建築は人間業とは思えない。

宗教によって人は救われ宗教によって心の平安を得る、宗教によって人々が殺し合う戦争も起こる、日本人で良かったな~と思う事は出会った人に宗教の有無を聞かれない事。

私はカミーノを2度行いましたが、カミーノの良い処は宗教・宗派を問わず受け入れる事、最終地のサンティアゴ・デ・コンポステラで巡礼証明を受ける時の質問、貴方は何のためにカミーノを?の問いに「健康の為」で頂ける。

イグレシア・バシリカ・と呼び名は違いますが教会と言う意味です、皆さんのよく知る世界遺産のサグラダ・ファミリアはバシリカです、正式名称はTemplo expiacion de la Sagrada Famiria(サグラダ・ファミリア贖罪教会)、バシリカとなったのは意外と新しく2010年11月7日、ローマ法王が聖水を掛けてバシリカとなりました。

Proviciana(田舎もんじゃけ)

チョット寄り道して台湾や京都をアップしてたのですが、エスパーニャに戻って一発目が田舎から始めます。

日本も地方(provincia)の村へ行けば最近は人影もマバラですが、エスパーニャも地方へ行けば出会う人も少なくなります、マドリー・バルセローナ・セビージャ・バレンシアなどの都会に出る若者が日本と変わらず多い、エスパーニャも村は老人が多いですね。

朝の麦畑は素晴らしく香りが良い、朝霧が去って行くと麦野葉の雫が付いてその雫をハリネズミが飲んでいる。

この景色が私は好きです。

小さな村の魅力は人が素晴らしい、東洋の島国から来た私にさえ優しくしてくれる。

古びたイグレシア(教会)今も現役

石造りの家屋は数百年持ちます。

村役場

こんな小さな村にもBARは数軒在ります。

4~5分歩くと村から出る事になる。