スペイン紀行

スペインあれこれ

秋の「時代祭り」に行ってきました

明治28年(1895)平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建され、奉祝行事として行われた時代風俗行列が時代祭りの始まり。
明治維新から始まり、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と8っの時代が20の列、牛や馬を含む総勢約2000名で構成され、長さ約2㌔にもなる行列。

綿密な時代考証が重ねられた衣装、祭具、調度品は、京の伝統の技で細部まで再現されており、その豪華絢爛な行列はまさに「生きた時代絵巻」です。

午後12時より京都御所(建礼門前)を出発、丸太町の交差点を左折して烏丸通りに出ます、烏丸御池を左折して御池通りに出ます、御池通りの市役所前を右へ曲がり河原町通りに出ます、河原町三条の交差点を左折して三条大橋を通過して神宮道まで。

時代祭りは京都3大祭りの一つで、祇園祭り、葵祭り、時代祭りがあります。

今年の時代祭りは月曜日に行われましたが、大勢の観客が沿道を埋め尽くしました。

私の隣でご覧になっていたのはイングランドから来られたご夫婦、天気が良くて良かったです。

日本の歴史を思い起こすのには良いお祭りですね、隣の国の嘘で固めた歴史を笑える機会、日本の千数百年の誇れる歴史の国に生まれて誇りに思います。

Jerez(へレス)又はシェリー酒とも言います

世界的にはシェリー酒として名前が通っているのですが、ワインの1種類でアルコール度の強いお酒、甘口のシェリー酒はペドロ・ヒメネス種とパロミノ種が使われる、ワインと違うのは発酵時にブランデーを添加してアルコール度数を上げる事と、ウィスキー樽で熟成させる事。

スペインで呼ばれている「へレス」は正式なお酒の名前ではなく、造られている土地の名前から来ている、その地名とはへレス・デ・ラ・フロンテラです、へレスには種類があり製造過程によって名前が変わります、Fino(フィノ)最もポピュラーなへレスで辛口で日本で売られているのはフィノです、Amontillado(アモンティジャード)は私にはあまり違いが判りませんがアルコール度が強い、Oloroso(オロロッソ)甘口だがアルコール度が強くて私は好まない、Manzanilla(マンサニージャ)はサンルーカル・デ・パラメーダで作られた物だけが名乗れる、Pedro Ximenez(ペドロ・ヒメネス)これが最高ですね、私の大好きなへレスで別名dulce(ドルセ)とも言いデザートワイン、Croft(クロフト)がこれに当たります。

             食前も食後も私はコレで大丈夫、残念ながら日本ではほとんど手に入らない。

醸造所を日本では酒蔵と言いますが、スペインではBodega(ボディガ)と呼ばれます、ヘレスで有名なのは日本でも見かける「ティオ・ぺぺ」や「サンデマン」がメジャーですよね。

このボデガはゴンサレス・ビアースで「ティオペペ」の醸造所です。

もうスグ創業200年になります。

コチェ・デ・カバジョスが似合う街へレス・デ・ラ・フロンテラ

サグラダ・ファミリア

Templo expiacion de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア贖罪教会)、ご存知バルセローナに在る世界遺産、アントニ・ガウディが生涯かけて建築に携わった教会、個人的には1996年に初めては行った時には、正式にはまだ教会ではなかった奇抜な建物、入場料金750ペセタを支払いタダの工事現場を見せてもらいました、「受難の正面」が完成したところで裏側の「栄光の正面」はまだまだ建築途上、エレベータも出来たとこで200ペセタも支払い帰りは螺旋階段。

最近では観光客が多過ぎて並ばないと入場できない、ここ数年は入っていない。

この写真は2004年くらいの撮影だと思います、中へはいると作業員がタイルを削る音と埃で観光と言う雰囲気ではなかった、こんな状態も今となっては懐かしいですね。

左上に少し見えているステンドグラス(vidriera de colres)の今は、朝日が差し込むと堂内の白い柱に映り、天国に居る様な錯覚になるとはこの頃には想像もつかなかった。

2010年にバシリカとなり正式に教会となり、世界遺産として2026年のアントニ・ガウディ生誕100年に完成、初めて訪れた時には完成までに後100年掛ると説明を受けたのですが、観光客の増加により入場料が入り完成が早まりました。

2026年の完成時にお祝いに駆けつけられればイイのですが。