スペイン紀行

スペインあれこれ

CONFITERIA(ケーキ屋さん)

私の事で恐縮ですがドチラかと言うと甘党なのです、VINO(ワイン)はスペイン産CERVEZA(ビール)もスペイン産でないと飲みません、その為街で先ず探すのはCONFITERIA(ケーキ屋さん)、お奨めのコンフィテリアを紹介しますね。

セビージャに行くと必ず寄るコンフィテリア、130年続く老舗のケーキ屋さんなので味はスペイン人保証、日本の明治時代に開業した「コンフェリア・ラ・カンパナ」、カンパナとはケーキやクッキーにガラスで作ったドーム型の蓋い、私の様な貧乏な家には無いのですが、映画のイギリス王室でティータイムに出て来るやつですよ、話が横にそれましたね。

少し見にくい写真ですがショーケースに入ったお菓子達です、スペインのお菓子はスご~く甘いんです、馴れてる私でも一口食べた後カフェ・ソロ(エスプレッソ)を飲まなきゃ頭が痛いくらい、そんなスペインのお菓子を食べるスペイン人が好き。

ドクター・ストップが掛からなければ半分はペロリ、でも夕ご飯は食べれないですけどね。

2枚目の写真を見て頂ければ解かるのですが、路上にsilla(椅子)とmesa(テーブル)で食べると50センチモ高いんです、貧乏な私は写真の様に店内のbarra(カウンター)で食べます、でもいつも混んでます。

この店のサンドウィッチはお奨めできません、日本のサンドウィッチの方が数倍美味しいです、パンがダメですねパサパサなので日本人向きではありません。

指で指しているケーキ!これが美味しいんです。

スペインはエウロパの中でも親日の国

旅先で日本語を見るとホッ”としますね、自国の文字と並んで日本語が書いてあると鼻高々、世界中何百と言語が有る中で英語に次いで日本語なんてイイと思いません?。

カルロス・デ・メサ公園の在る村はコリア・デル・リオ、この村はスペインでも特別で日本との交流が400年も有るんです、戦国時代に伊達政宗の家来支倉六右衛門常長がスペインに上陸した地、日本人の血が流れるスペイン人が今もこの村には住んでいます、セビージャの南25キロの所に位置しています。

スペインの首都マドリーの道路標識にも日本語が、首都ですよスペインのフランス語ではなく極東の小国ジャパン。

マドリーのメイン通りグラン・ビア日本て凄いですね。

王室礼拝堂の案内板にも日本語が。

スペイン議会の案内板まで日本語ですよ、スペインは日本人に優しい国ですよね。

隣の張り紙が気になりますが・・・・

?デガ?(もしもし)

貴女は「HORCHATA」って知ってますか?

Horchata(オルチャタ)日本人ならほゞ知らない、スペインでは夏場によく飲まれる甘い飲み物、大人も子供も大好きな飲み物でバレンシアからカタルーニャでは夏の風物詩、初夏になると店先に「He empezado hacer Horchata」看板がでます、街角にはオルチャタの屋台が出たりします、写真の店はバレンシアのカテドラル近くのサンタ・カタリナ通りに在る、「オルチャテリア・サンタ・カタリナ」。

この店はオルチャテリアの名店で店内のタイルを見るだけでも寄る価値ありですよ。

店内に入るとスグにテーブル席があり、カマレラが注文を取りに来ます。

観光の休憩に寄ってみるのはどうでしょうか?。

夏場には店内満席ですよ。

こんな綺麗なカマレラが注文を取りに来てくれます。

兎に角店内のタイルが素晴らしい。

オルチャタはカヤツリグサの根っこを磨り潰し、濾して砂糖で甘くしたもので冷たくして夏場には美味しい飲み物、スペインは氷を入れて冷たくする事が少ない、アイスコーヒーをスペインで頼むと、熱いコーヒーにグラスに氷を入れた物に熱いコーヒーを注ぐ、注文する時は「カフェ・コン・イエロゥ」と頼みます。

スターバックスでコーヒーを飲むより安いでしょう。