ドン・キホーテって？、何でも置いてるスーパじゃないですよ、Ｍｉｇｕｅｌ　ｄｅ　Ｃｅｒｖａｎｔｅｓ　Ｓａａｖｅｄｒａ（ミゲル・デ・セルバンテス・サーベドラ）が書いた小説の主人公の名前、父の名をドン・ロドリーゴ・デ・セルバンテスと言います、ドンと名前の上に付いていますが貴族で有ったかは定かではありません、前のブログにも書きましたが父の職業は医師であったようです、セルバンテスの幼少期は経済的にはあまり恵まれていない様で、前ブログの生家と言うのも疑わしいのではないかと思います。

ドン・キホーテの原作名は「El Ingenioso Hidalgo Don Quijote De La Mancha」（エル・インヘニオス・イダルゴ・ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ）独創的なラ・マンチャの田舎郷士ドン・キホーテ、小説の舞台をたどってみました。 ルタ・デ・キホーテ（キホーテの道）の入り口、コンスエグラ

モリノ・デ・ビエント（風車）

ラ・マンチャには代表的な村が存在します、皆さんご存知のコンスエグラやカンポ・デ・クリプタナ、それと此処テンブレケ村テンブレケ村はドン・キホーテの時代そのまま時が止まったような村、日本で言えば織田信長の時代にタイムスリップしたような１５００年代に取り残された村。

何も無い村が素晴らしい

風車の丘から眼下に見える村で、村人しか来ないＢＡＲでセルベッサを飲みながら、ドン・キホーテを思い浮かべるのもイイですよね。

スペインのフットボールチーム（equipo）で思い起こされるのが、バルサ（バルセローナ）とブランコ（マドリー）ですよね、マドリーにはフットボールのチームが３チームあります、有名なレアル・マドリー（通称ブランコ）と強くはないが人気の有るアトレティコ・デ・マドリー（通称アトレティ）、誰も知らないTVでもやらないラジョ・バジェカノの３チームがマドリーに有ります。

レアル・マドリー（ブランコ）は人気実力共№１なのですが、野球で言えば読売巨人軍で勝ってばかり、移籍金を莫大に積み世界の名選手を金に糸目をつけず勝って当たり前、フットボールを知らない私でもブランコは知っている、なので阪神タイガースの様なラジョ・バジェカノに判官びいきがしたくなる、何度もカンペオーネになるチームよりも魅力ないですか？、でもクリスティアーノ・ロナウドやルイス・フィーゴは観たいですよね。

結局夜の８時まで人混みの中待って見ましたが疲れただけ、エウロパのカンペオーネは凄いですが所詮お金の力。

この日のBARは大盛り上がり、私もカーニャをタダで２杯も頂きました。

今年も阪神タイガースは優勝出来ません、広島カープの優勝が確定的ですが、ラジョ・バジェカノが広島カープの様にカンペオーネになれるのでしょうか？。

スペイン旅行でお土産迷いますよね、マドリーから帰る方に一つヒントをお教えしますね、これを買っておけば先ず大丈夫、スペインを代表するお菓子がトゥロン。

写真はマドリーの老舗だけに与えられるプレート、、、マドリー市が推薦する名店だけに与えられる名誉あるプレート、必ず店の玄関にうやうやしく埋められています。

casa mira(カサ・ミラ）はプレートに有る様に１８５５年創業、ヒホーナ（アリカンテ県）出身のLuis Miraがマドリーで創業当時より手作り（hecho en casa）で始めた、本来トゥロンはクリスマス（Navidado）に食べられる菓子なのですが、カサ・ミラは一年を通して販売しています、クリスマスには長蛇の列が出来ます、老舗のカサ・ミラにはトゥロンだけでなくポルボロンやピニョーネスも置いています。

トゥロンやポルボロンやピニョーネスはエル・コルテ・イングレスにも安いのは売っていますが、カサ・ミラのは一味違いますよ少し高いのですが折角のスペイン本物の味を。

店内はいつもお客で一杯です、パンも美味しい店なので訪れたついでに美味しいパンも如何ですか？、「para comer ahora」（今食べます）と言えば食べやすく紙に包んでくれますよ、ピニョーネスは松の実を砂糖で糖衣錠にしてあるお菓子なので、食べながら観光も出来ますのでお勧めです。

トゥロンには２タイプあります、柔らかいタイプと固いタイプ、柔らかいのは例えて言えばヌガーの様、固いタイプは差し歯が砕けるくらい固い、年取った方へのお土産にはポルボロンがお奨め、バラバラと崩れる様で口の中で溶けます。

スペインのお菓子はナッツの類が多い、ムスリムの影響でアルモンドの入ったものが多く、アルモンドを使った料理に出会う事があるかも？、アルモンドを使ったお菓子にガラピニャータも美味しいですね、街中のベンチで爺さん達が食べているのがピパ（ひまわりの種）。