スペイン紀行

スペインあれこれ

快適フィンエアー

最近は利用する事がなくなったのだが、以前は何度も利用させてもらっていた、マドリー到着が深夜になる為と帰国便で支那人が多く、出国手続きで

支那人が多く搭乗できない事態になった為、それ以来フィンエアーを敬遠する事になった、快適だし機内食も美味しいかったのですが。

JALのコードシェアー便、関空発ヴァンター空港着、ヴァンターは大きくなくムーミンショップも有り、好きな空港の一つであったのだが、支那人が多くなりとても居心地の悪い空港になった。

ここしばらくこの翼を見る事が無くなった。

丁度疲れた頃にヘルシンキに到着、約2時間ほどでパスポルテ・コントロラルもスムーズ、支那人が利用するまでは。

日本発だから機内食は中々の味です、帰りの便も不味くはないですよ。

ヴァンターはこじんまりとしていて、機能的にまとまっているため、少ないトランジット時間でも問題なしだったのですが、イナゴが来るまでは。

ご覧の様に静かで快適なトランジットだったのだが、ヴァンターで東洋系を見かけたら日本人だったのだが、今はイ・ナ・ゴ。

マドリー・バラハス到着、深夜なのでセントロまで出ず、オテル探し。

空港近くのラマダ・オテルに泊まる事に。

近辺には何もありません、朝ディサユノを摂った後空港まで送迎ブスで空港まで送ってくれます。

狭くもなく広くもなく快適で安価のオテル。

Cesar Las Ventasで夕食

スペインで一番格式の高いプラサ・デ・トロス(闘牛場)、ラス・ベンタス闘牛場で闘牛を観た帰りに、ぜひ寄って夕食を食べて帰りたいのが「Cesar Las Ventas」、先ほどまで死闘を繰り広げていた牛がテーブルの上に、ラス・ベンタス闘牛場を出て、信号を渡った所に在るレスタウランテ。

闘牛の興奮冷めやらぬ間の食事にはベスト・チョイス、この店にはマタドールも訪れる有名店、折角マドリーまで来て闘牛を観たのなら此処でしょう。

ちょっとミス・チョイスのパエジャ、この日はど~してもお米が食べたかったので!、でもそんなに悪くはなかったですよ。

やはりバカ・コン・パタタでしょう、?バカって馬鹿にしたんじゃないですよ、バカ(雌牛)の事なんです、チョット話を面白くする為バカと書きましたが、この店で出るのは雌牛ではなく雄牛(トロ)なんですがね。

カルネ・コン・ウエソ・イ・パタタ、カルネは肉、ウエソは骨、パタタはジャガイモなので、骨付き肉のジャガイモ添えとでも訳せばいいのでしょう。

言わずと知れた「ガスパチョ」、最近の暑さにはこれが一番。

クレマ・カタラナ。

「サンディア」スペインの西瓜はあまり美味しくないのですが、夏は西瓜を食べないと私的には夏が来ない、スペインのサンディアであっても。

コリーダ(闘牛)が終わる時刻には店は一杯です。

この店に飾られている牛は片耳が無い、何故かと言うと勇敢に戦ったマタドールに、果敢に戦い果てた牛の耳をマタドールに与えられる、そして選ばれた牛のみが剥製となり飾られる。

この牛の剥製は売り物です、この剥製を買った方は隣の戦ったマタドールの写真も付いて来ます。      

闘牛はスペインの文化であり伝統でもあります、私の知っている知識では闘牛は貴族のスポーツで、馬に乗り槍で牛を突き殺すスポーツだったようです、ある時アクシデントで馬が倒れ貴族が危険になった時、見ていた一般市民のロメロが布を振って貴族を助けた、今でもロンダに在るレスタウランテに名前の残る、「ペドロ・ロメロ」が闘牛を確立したと聞いた事があります。              

フランスに近いカタルーニャでは闘牛が禁止されました、フランスの動物愛護団体が虐待と運動したため伝統が消えました、そのフランスが鴨に無理やり食べ物を与え、鴨の肝臓を肥大させフォアグラを作る様な虐待をしている矛盾をしている、闘牛も牛をシッポまで全て食肉として頂きます、闘牛の牛は戦う名誉も与えられ剥製にまでなる、文化として永く続く事を祈るばかりだ。

Museo de Thyssen Bornemisza(ティッセン・ボルネミッサ美術館)

私は基本的に2次元の絵画を写真に撮らない、3次元の彫刻なら撮る角度によって自分なりの好みも出るが、絵画を写真に撮る事の意味が理解できない、この美術館に行って来たよの主張なの?、特にプラドやティッセンの様な撮影禁止の美術館で、盗み撮りをする輩は支那人か韓国人のマナー知らずの無法者、決められた個所以外で写真を撮る輩を見ると不快である。

ティッセンはエル・グレコの「受胎告知」を目当てに行きました、絵画にはあまり興味はないのですが、教科書に載っている絵画くらいはマドリーに居るのだから、ともかく押さえておかなければいけないでしょう。

建物はビリャエルモッサ宮殿を建築家ラファエル・モネオが改装したもの、凡そ美術館らしくない外観だが実にシンプルな展示方法で周れる、エントラーダに入る手前は開放的な芝生が広がり、ココだけで一日くつろげる。

ティッセン・ボルネミッサ美術館は、プラド美術館のゴジャ門を出てレコレトス通りを挟んで斜め向かいに位置します。

この芝生実に気持ちが良い、日差しさえ避ければ散歩の休憩には最高です、左に見える胸像はティッセン・ボルネミッサ男爵です。

個人の美術収集では世界トップクラス、この美術館のティッセン・ボルネミッサ男爵の収集品だけで800点、ホアン・ミロやサルバドール・ダリの展示もありますよ。

正面の白い建物の地下1階にカフェ・テリアが在ります。

エントラーダを入ると左に在る入場券売り場でチケットを買います、インターカムもココで借ります。

左の女の子は何を見ているのでしょう?、答えは前スペイン国王ファン・カルロス1世とソフィア王妃の肖像画が飾られています。


因みに現国王はフェリペ6世です、正式にはスペインらしく名前が長く
「フェリペ・ファン・パブロ・アルフォンソ・デ・トードス・ロス・サントス・デ・ボルボン・イ・グレシア」 が正式名です。


信じない人がおられるかもしれないので、ピカソの正式名は

「パブロ・ディェーゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・レメディオス・シプリアノ・デ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」 これがパブロ・ピカソの正式名です。