スペイン紀行

スペインあれこれ

お土産

スペインで美味しい食べ物は?ハモン・セラーノ(生ハム)、当然現地でアゴがキシム程食べられると思うのですが、この味を日本に居る家族にも味わってもらいたい、と思ってもハモン(生ハム)は日本に持ち込めません、以前は法律違反をしてコッソリ持ち込んだんですが、今は各空港にワンちゃんが目を光らし持ち込もうモノなら、必ず見つけられて荷物のソバから離れません、一口あげるから見逃してと言ってもワンちゃんには賄ろは通りません、そこで考えたのが缶詰です。
これが難問で美味しい缶詰を探し当てるまでに3年掛りました(大袈裟)、LA PIARA(豚さん達)このパテが美味しいんです、スペインパンにこのパテを塗ってビノ・ティント(赤ワイン)はたまりませんね~。


何処に行けば買えるの?ですよね、旅行で行くのですがマドリーには寄りませんなんて、大丈夫どこの街にも在るエル・コルテ・イングレスの食品売り場、エル・コルテ・イングレスと言えばスペインで唯一のデパート、都市で一軒見つければゴキブリと同じく周りに2~3軒見つかります、このデパートは便利で土産物から生鮮食料品まで何でも置いています、欲しい物があればエル・コルテ・イングレスへ行けば必ず揃います。

余談ですがハモン(生ハム)について豆知識を、ハモン・セラーノと言ってもピンからキリまであります、最高級品はイベリコ種の「ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ」、ドングリを食べて放し飼いで育った豚さん、何処で育ったかも重要ですね例えばハブコやトレべレスであれば言う事無し、次に「ハモン・イベリコ・デ・レセボ」はイベリコ豚で配合飼料30%放し飼い、最後に「ハモン・セラーノ・ピエンソ」は配合飼料で育てた豚さん、オテルの朝食で出てくるのはほとんどピエンソだと思います。


さて街で本物の美味しい高級品を食べるには?、私は行く店が決まっていて「SINC JOTA」で食べます、本物を安くて質が良いのが食べれますよ、「ムセオ・デ・ハモン」と言うチエーン店が有りますが、何度か入ったのですがもう行く事がありません、ハモンの見分け方はハモンを親指と人差し指でつまんで、体温で溶ける様でしたら質が良いものです、ベジョータ(ドングリ)は融点が低いため豚さんの脂身が指の温度で溶けます。