スペイン紀行

スペインあれこれ

残念な出来事

2019年4月15日に起こった出来事は人類にとって誠に残念としか言いようがない。

アポリネールの詩「ミラボー橋の下をセーヌは流れ、僕たちの恋が流れる」、セーヌ川をバトームッシュでシテ島に近ずくと、セーヌ河畔にそびえるノートル・ダム大聖堂、フランスには何度か行ったが先ず行くのが大聖堂、ココのバラ窓は別格であった。

元々ノートル・ダム大聖堂は、聖母マリアに捧げられた聖堂、堂内に入ると正面にピエタがあり、どこのピエタよりも気品に輝いていた。

幸い焼け残ったゴシック建築の傑作は原型を留めている、正面左の「聖母の門」中央の「審判の門」右側の「聖アンナの門」は無事の様だ。

ノートル・ダムのステンドグラスは、外から差し込む光で宝石の如く輝く、昔々初めてノートル・ダムに観光した際、ガイドから聞いた話ではガラスの化学式は液体なので、ノートル・ダムのステンドグラスは年数が経っているので、ステンドグラスが上部より下部の方が厚みがあると聞いた、新しく建っても下部が厚くなるまで歴史がひつようなんだろうな。       

パリの街からノートル・ダムの尖塔が消えるのは寂しい。