スペイン紀行

スペインあれこれ

コシード・マドレーニョ

「マドリードで何を食べるの?」って言われれば迷わず「コシード・マドレーニョ」でしょう、このブログをご覧になっている方?スペインってパエリアじゃないの?、スペインの首都マドリーを代表する料理はコシードです、では何処で食べます?と聞かれれば「ラ・ボラ」と答えるしかないでしょう。

コシード・マドレーニョに付いて説明をしますね。
ズバリ煮込み料理です、スペイン中部カステージャ地方の郷土料理、マドリーはエウロパの首都で一番高緯度に在ります、その為冬のマドリーは極寒で氷点下になる事もあります、そんな時には熱~い煮込み料理が美味しいのは解りますよね、コシードの具材は牛肉、鶏肉、塩漬けの豚肉、チョリソー、モルシ―ジャ、ジャガイモ、キャベツ、玉ねぎ、と主役のガルバンソを素焼きの壺で長時間煮込みます。

この料理は「カジョス」これもマドリーの郷土料理、牛の胃袋をトマトで煮込んだもので、寒い冬にはお腹から温まるのでこれもまた冬の食べ物。

素焼きの壺が二つ並んでいますよね、この中に具材を入れて4~5時間煮込みます、水分が無くなれば継ぎ足し継ぎ足し炊き込みます、テーブルの皿に素麺状のパスタが入った上から壺の煮汁だけを皿にあけます、スープ(煮汁)とパスタを食べ終わると、その皿に残りの具材を入れてくれて食べます。

スープ(煮汁)に入ったパスタを先に食べます。

煮汁(スープ)を食べ終わった後、皿に具材を入れて食べます、スープ及び具材はカマレロがサーブしてくれます。


スペイン人はコシードを昼食に食べます。