スペイン紀行

スペインあれこれ

フラメンコの次は?当然?

文化を他国から批判されるのは日本もクジラで経験しているのですが、スペインも隣国フランスの動物愛護団体よりバッシングを受けている、闘牛を野蛮な行為とみるか文化の継承とみるかは考え方の違いだろう。


写真はスペイン最大にして最高の権威のあるマドリーのラス・ベンタスのプラサ・デ・トロスです、闘牛をスペイン語ではコリーダと言い、闘牛士をトレロと言います、今でもスペイン少年の憧れの職業です、闘牛はスペイン国内だけではなく、南米・中南米でも盛んに行われています。

闘牛開催は3月~9月の日曜日と祝日フェリアに行われます、夏場は19時頃から約2時間ほど行われます、1日に6頭の選ばれた牛が出てきます、6人が1チームとなり3チームが2頭の牛と対峙することになります。



そろそろ18時30分なので客が入り始めます。

ビジェテ指定(チケット)のブースに分かれ自分の席に着きます

ここで席のランクについて書きますね、席のランクは細かく分かれていますので大まかにソル(日向)ソル・イ・ソンブラ(日向と日陰)ソンブラ(日陰)、もちろん日影が一番高いのですがコンサートホールで言えばスペシャル席。

手前がソル席、中程がソル・イ・ソンブラ、奥がソンブラです、夏場に行く場合ソル席は安いのですが日焼け対策と熱中症には気を付けて、ソル席は想像以上に大変ですよ。

闘牛は人気の伝統競技ですので席が取るのが難しいです、流石の私もレセルバ(予約)をするか早い目にビジェテを押さえます。

闘牛場は最初にセレモニア(儀式)がありますので、少し早めに行きましょう、始まる前のエスパニャ・カーニーを聞くと気持ちが盛り上がりますよ。

身動きできないくらいビッシリの観客です、ムレタで牛が見えませんが650キロの今日一番。

闘牛も無事終了21時30分スペインの夜は長い、まだまだ明るいのでこれからBAR巡り、先ほどの牛が近くのBARでいただけるのです。


コリーダの続きをまたアップしますね。