スペイン紀行

スペインあれこれ

スペインたばこ事情

昔スペインは喫煙天国でした、初めてスペインに降り立った途端猛烈に臭いタバコの臭い、空港の荷物を取るターンテーブルの横でプカプカ、臭いデュカドスの臭いを忘れることはできません、BARへ入るとタバコの煙でモウモウとして横では子供が遊んでいる、2011年に屋内全面禁煙になり私にとっては過ごしやすい国になりました。

スペインで煙草を買う場合エスタンコで買うかBARに置いてある自動販売機で買う事になる、日本のように道路に自動販売機はありませんのでエスタンコ(たばこ・市バス乗車券)で買うことになります、ついでに言うと近くにはオンセ(宝くじ売り場)がよくあります、ワシントン・アービングの「アランブラ物語」にも出てきますが、スペインではメシイイ(盲目)は住みにくい、の一節にもわかるように目の不自由な方には優しくない国でした、政府は目の不自由な方のために宝くじを専売制にした、それがオンセと言う制度ですが最近では目の不自由な方でなくても販売してますね。

最近ではアメリカ製の煙草も多くを占めていますが、昔はデュカドスかフォルツーナがほとんどでした、オテルに泊まると臭くて眠れない事も懐かしく思います。

2006年に施行された禁煙法で2011年の全面屋内禁煙で、スペインは禁煙大国になりました、情けないことだが我が日本はまだまだ禁煙後進国だ、喫煙が体に及ぼす悪影響が言われる今、分煙もされていない店が多すぎる、国民健康保険の料率を喫煙者は請求額の8割を支払う様にすれば良いのかも?。

DUCADOS:とは公爵と言う意味です。
FORTUNA:とは運命と言う意味です。
HABANOS:とはキューバの首都ハバナの意味です。