スペイン紀行

スペインあれこれ

スペインのメトロは?(地下鉄)

スペインのメトロに私が初めて乗ったのはペセタの時代、今も変わらないのはメトロの乗り口のマーク、赤のひし形にMetroの文字(下の文字は駅名です)、日本のメトロ入口と違うのは入口の上には建物が立っていない、ビルの一階部分にメトロの入口は無く、専用のメトロ入口があるのでよく位置が解ります。

スペインにメトロはマドリーとバルセローナの2大都市だけしか無かったのですが、2011年にセビージャとバレンシアが開通しました、今後次々とメトロが開通するでしょう。

アンデン(ホーム)が極端に狭い3人も横並びをしたら通れない、日本だったらラッシュアワーでは線路に何人か転落だろう、その割にはスペインでもラッシュ時にはスシズメで箱に乗れない場合もあります、メトロは観光客にとって最高のアイテム、インフォルマシオンで路線表を貰うとイイですよ。

日本と違いは区間で料金が違わず、全線均一料金制なので何度乗り換えても大丈夫、その為メトロで変な奴も現れます、突然スピーカーとマイクを持ち込み、流行りの歌を唄い出す兎に角大音響で、乗客は何のリアクションも無しで、次の駅までの間に小銭をせびると駅に付くと隣の箱へ、ある時は突然大声で語り始める「私は今日会社を首になりました・・・」、早口のスペイン語で雑音もあり聞き取り難いのですが、皆さんにお恵みをと熱演した後廻ってきます、そこはカトリックの国なので必ず何某かの寄付をせしめて隣の箱へ、因みにこのサラリーマン風の方滞在中に2度遭遇。

このLiceuと言う駅はバルセローナのランブラに在るリセウ劇場の前の駅、以前はスペインのメトロと言うとイメージが良くなかった、スリだとか置き引きだとか多かったのですが、最近はそんな心配は全くありません、スペインンのメトロほど清潔で安心な交通手段な無いでしょう、旅行者はドンドンメトロを利用してください。


日本との違いを一つ、スペインのメトロは均一料金と書きましたよね、その為ビジェテ(切符)を自動改札口に入れ、通過するとビジェテ(切符)を取ります、出口ではビジェテ(切符)は要りません、そうなんです!均一料金ですビジェテ(切符)は記念に持って帰ってください。