スペイン紀行

スペインあれこれ

京都繫がりで都をご案内。

京阪祇園四条駅を降りて四条大橋を渡ると橋のたもとに交番が在ります、道路を挟んで向かへに「東華菜館」が在ります、この東華菜館は中華料理の老舗で京都では有名どすえ、日本でも1・2を争う古さのエレベーター話のタネに乗ってみませんか?。

交番の横に在る細い路地が「先斗町通り」です、四条から三条まで続く路地ですが細い路地の両側にビッシリとお茶屋が並びます、チョット昔はイチゲンさんお断りの格式ある店が多かったのですが、時代の流れとともにモダンな店が増えて来ましたね~、昔入るのを断られたお茶屋さんから外国人が出て来る時代になりました。

居酒屋・ショットバー・カレーショップ、何か先斗町が変わってきたんどすえ。

狭い路地をすれ違うのが外国人、私的には違和感がありますが内心チョット嬉しい。

先斗町の豆知識として地名の由来を聞いておきますね、先斗町は日本語ではないのをご存知?ポルトガル語のPonto(先っぽ)スペイン語ではPuntaと言う説があります、なんか革新的な京都ならではですね。

いずれにしても細い路地に飲食店が並び、夏になれば賀茂川沿いに納涼床をみそぎ川に出す(5月初め~9月中頃)、

三条に近ずいたら先斗町の終点「歌舞練場」に着きます、先斗町の突き当りを左に曲がると木屋町通りに出ます、目の前には高瀬川が在り木屋町通りを右に曲がり100メータ―歩くと三条通りに当たります。

三条通りへ出る手前右に「慈舟山瑞泉寺」に寄ってみませんか?。

ガイドブックには載る事の少ないお寺なのですが、悲劇の関白秀次の菩提寺があるのをご存知ですか?。

説明は読んでいただければ幸いです、秀吉は嫡男秀頼の将来の争い事を消し去る為、秀次の一族郎党幼子まで抹殺してしまいました、世の東西を問わず中世の残酷さは同じなんですね。


今は恋人同士で賑やかな三条河原も昔は刑場だったんですよ、古くは石田三成や石川五右衛門なども刑場の露と消えました。

関白豊臣の秀次の墓石を中心に、両脇に49柱の五輪塔が並んでいます、1~2歳の幼児も打ち首に処されたそうです。

暗い気持ちで瑞泉寺を出て三条通りに出ると、高瀬川に掛る三条小橋に佐久間造山と大村益次郎の遭難之碑があります、前のブログにも書いたのを見て頂くと解かるのですが、ココで刺客に遭った場所です。