スペイン紀行

スペインあれこれ

rio Orbigo(オルビゴ川)を越えればアストルガ

カミーノも終盤あと260キロになりました、オルビゴはテンプル騎士団の砦が在った事でも有名で、この川を渡り十字軍がコンスタンティノーブル(イスタンブール)へ遠征。

この時期は遠くアフリカからコウノトリが飛来して巣造りを始める、スペイン各地に5月ともなれば教会の屋根はコウノトリが占領する事になる。

スペイン人にとってコウノトリなど珍しくもなんともないのだが、私達日本人には兵庫県但馬市まで行かないと見れない貴重な鳥。

あとひと月もすると可愛らしいヒナのさえずりが聞こえて来るようになる。

このイグレシアの屋根もすっかり占領されてしまっている。

北部スペインを歩くとテンプル騎士団の足跡が各地で見られる、代表的なのがオルビゴからアストルガを過ぎたポンフェラダに在るポンフェラダ城だ。

テンプル騎士団の旗がなんともいいですね~。

この道をペレグリーノが歩き遠くに見える雪が残る山を目指します。

アストルガの入口まで来ました、サンティアゴ・デ・コンポステラまで250キロ。
アストルガは城壁(Muralla)に囲まれた街、以前にも書きましたがスペインの街は城壁に囲まれています、代表的なのがアストルガからそう遠くない街ルーゴです、城壁が無いと生きていけない厳しい時代だったのでしょうね。

アストルガのアルベルゲはCompletamente reservado(満室)だった為、司教館(ガウディ設計)の前に在る、オテル・ガウディに宿を取る。

ガウディ作司教館

Astoruga Ayuntamiento(アストルガ市役所)