スペイン紀行

スペインあれこれ

PASEO DE MADRID(マドリー散歩)

アルカラ通りに在る現在は市役所になっているPalacio de Comunicacones,パラシオと言うのですから以前は宮殿でした、市役所が入る前は中央郵便局でした、私には郵便局の方が馴染みがあります、市役所と言えばマヨール通りに在るプラサ・ビジャを思い浮かべる。

パラシオ・デ・コムニカシオネスは夜の景観が素晴らしい、3エウロ支払えばトーレ(塔)に登れます塔からの眺めも絶景です。

パラシオ・デ・コムニシカシオネスから真下に見える、シーべレスの噴水(Fuente de Cibeles)は写真を撮っておきましょう、このロトンダ(ロータリー)ではフットボールでスペイン代表は優勝の時や、ブランコ(レアル・マドリー)が優勝などの時には大賑わいする処。

プラド前のネプチューンの噴水よりは此方の方が人気があります、マドリーの土産物屋でもこの噴水をイメージした物も多い。

さて、マドリーのシンボル・プエルタ・デ・アルカラはアルカラ通りの、プラサ・デ・ラ・インデペンデンシアのロトンダ(ロータリー)に在ります、レティーロ公園北西角で、感じとしてはレティーロの一部の様です。

アルカラ門はプラサ・デ・ラ・インディペンデンシアに建っているのですが、スペイン独立戦争の時に勝利を祝い建てられたものだからです、マドリーのシンボリックな建物です。

勿論ドン・キホーテの像です、プラサ・エスパーニャの中心に建てられたモニュメント、マドリー観光に行くと必ず立ち寄る観光ポイントです、以前は何かと治安が悪いと言われたのですが、今はまったく問題ありません。


コロンにあるフェルナンド・ボテロの「裸婦像」、スペインにはボテロの作品が多く公道に作品を見る機会が多い。

ボテロとコロン    

パラシオ・レアル

パラシオ・レアル(王宮)

ALCALA DE HENARES CON ROSAS(バラのアルカラ・デ・エナレス)

ROSAS(バラ)は万国何処で見ても心安らぐ花ですね、大阪で言えば中の島のバラ園や靭公園、ココスペインでもアルカラ・デ・エナレスもミゲルデ・デ・セルバンテスをバックに咲き誇っています、バックの風景が違うと花の香りも違うようです。

アルカラ・デ・エナレスは首都マドリーから50キロ東に在る小さな町、エウロパでも古くからの大学があった街で、ミゲル・デ・セルバンテスを輩出した町として知られています。

このプラサ・デ・セルバンテス(セルバンテス広場)にもたくさんのバラが咲いています。

プラサの中心にあるキオスコ・デ・ムシカもイイ味でてますね、右側に見える時計のある建物はアルカラ・デ・エナレスの市庁舎です。

セルバンテスの後ろに見えるのがトーレ・デ・サンタ・マリア(サンタ・マリアの塔)です、この塔の左側にオフィシーナ・ツーリスモ(観光案内)が在りますよ。

カジェ・リブレロス通りを左へ400メータほど歩くとミゲル・デ・セルバンテスの生家があります。

Museo del Romanticismo(ロマンシズム 博物館)

こんな博物館が有るのをご存知でしたか?、それも国立なんですよ!、外観を見るとショボい建物で、決して賑やかな通りにも面していません、大した事のない博物館だろうと時間潰しに入館、入ってみてビックリ想像以上の展示物に驚きました。

ムセオ・デル・ロマンチシズモの名前が集客出来ない原因?、でも中を回って観て思ったのですが、このネーミング以外に思いつかない、私的には久しぶりの博物館の当たりでした。

18世紀から19世紀前半のロマン主義が素晴らしい、建物の外観からは想像できない館内の充実した展示、これを見ない手はないでしょう。

館内へ入れば荷物を預けるロッカーに荷物を入れ、コースに沿って展示を見る事になりますが、どれもこれも保存状態がよく今すぐ使えそう、俗に言うタイムスリップですね。

2階(スペイン風に言えば1階)に上がると、伯爵家の居住区になっていて18世紀の暮らしが偲ばれます。

ムセオ・デル・ロマンチスモへの行き方は

グラン・ビアのマクドナルドから道路を渡り、フェンカラル通りを北へ向かい、右側にマンゴ(MANGO)が在りますが過ぎて2軒目の筋を右へ(カジェ・デ・サン・マテオ)、右へ曲がって200メータほど行った左側にムセオが在ります。