スペイン紀行

スペインあれこれ

京都疎水(キョウト・ソスイ)

「疎水」とは聞き慣れない言葉ですよね、京都にお住まいの方は耳慣れた言葉ですが

疎水は明治維新後に都が京都から東京に移り、京都の人口が減少し京都の衰退危惧した新政府が上水道・水運・発電を目的とし琵琶湖疎水を計画、1885年着工琵琶湖三保ヶ崎から鴨川までの区間1890年に完成。

写真は南禅寺境内の疎水の出口

水道橋で有名なのはスペインのセゴビアに在るローマ・水道橋ですが、日本の京都にも水道橋が在るんですよ、もちろん規模・高さではスペインには敵いませんが、マゴおう事なく水道橋に間違いありません、芸術的なレンガ積みの水道橋が京都の南禅寺に在ります。

南禅寺から岡崎の動物園横を通り、平安神宮の大鳥居の前を流れ大きく曲がり冷泉通りを経て夷川ダムに至ります。

夷川ダムは日本近代化の象徴で、もう一カ所岡崎蹴上に在る蹴上ダムと共に水力発電でわが国初の電気を供給、此処で発電した電気でわが国初の路面電車を走らせる事になる。

蹴上発電所は現在レンガの建物は残っているが機能は失われているが、夷川発電所は発電機能はある様です、ただ遺跡的価値しかないのでは?。

琵琶湖へ流れ込む水系はあるのですが、古来琵琶湖から流れ出る川は瀬田川のみで、初めて瀬田川以外から琵琶湖から流れ出るのが疎水なのです。

田辺橋から鴨川沿いの調整堀に放出されます。

災難に遭われた方のご冥福を!

先日台湾の鉄道で大変な事故がありました、今年の初め同じ経路で鉄道を利用しましたが、台湾鉄道の快適な乗り心地と正確な時刻表、台湾の鉄道で悲劇が起きた事を悲しく思います、台湾の皆様へ哀悼の意を表します。

宜蘭までの乗車賃は211元(767円)

今回の事故を起こした車両と同じものです

社内の風景

頑張れ台湾!日本は永遠に台湾の友人です、貴方たちに困った事があれば私達がお手伝いさせて頂きます。

京うどん

うどん!と言えば香川、いえいえうどんの発祥は博多だよ、うどんはヤッパリ大阪ちゃうのん、うどんと言えば稲庭だっぺ、伊勢うどんを忘れちゃいけませんね~。

色々ご意見もございましょうが京都も入れておくれやす、谷口製麺所が製麺所の空いた空間で、出しているテーブルで食べるうどんが美味しいんです。

平安神宮から疎水沿いに歩いて行くと冷泉通り(れいぜいとおり)に在る谷口製麺所、製麺所が片手間にやっているうどん店コレが美味しいんです、東大路の信号を越えてスグ右手に夷川ダムが見えます、左を見ると谷口製麺所があります。

店の様ではないのですが看板が出ていますのでズカズカ入ってください。

製麺工場の横に遠慮がちにイートインスペースがあります。

必ず山椒を振り掛けて食べてくださいね。

今回食べたのは「しっぽくうどん」500円です、シイタケも湯葉も三つ葉も入って美味しかったですよ、造る方も忙しいのでセルフサービスです。

持ち帰りも出来ます。