スペイン紀行

スペインあれこれ

el fonda de un callejon(路地で泊る)

テレビコマーシャルの竹ノ内豊と同じで、広くてきらびやかな所が居心地が悪く、暗くて狭い所が落ち着く貧乏性の私は、宿泊する処も高級オテルではなく路地を入ったFonda(安宿)が好み、路地(callejon)の道幅が私には心地よい。

三叉路の分かれ道はワクワクします、右へ行けば?左へ行けば?何か良い事に出会えるか?、三叉路はそんな期待ができる分かれ道。

スペインの田舎は小高い丘に作られた城壁に作られた村が多い、その為坂道が多く階段も多い石畳を上ると石の階段、狭い路地に肩を寄せ合う様に建つ家屋温かみのある風景。

人生の三叉路をいつも間違った方向に歩いてきた様に思う、残り少ない分かれ道を間違いに無い選択をすればイイな~と願う。

ビシクレタ(自転車)は見た事がありません、此処では役に立たないでしょうね。

年老いてからこの村では住辛いでしょうね。

今では車が行き来していますが昔はロバが交通手段でした。

雨の日は大変なのです、登もくだるも大洪水です。

Castellon de la Plana(カステジョン・デ・ラ・プラナ)

バルセローナとバレンシアのバレンシア寄りに在る地中海沿いの街、カステジョン・デ・ラ・プラナはガイドブックには載っていませんが、歴史は古くローマ時代よりもフェニキアまで遡ります、地中海のこの辺りをコスタ・デル・アサアールと言い、工業地域として今も栄えています。

ここカステジョン・デ・ラ・プラナにはアスレホ(タイル)の企業が多く、私は何度もこの街へ来ています、書き忘れましたがカステジョンはバレンシア州になります。

バレンシア州は伝統的にアスレホ(タイル)は有名で、世界的に有名な陶器の街マニセスがありますが、ラ・セラミカ・バレンシアーナは高品質の陶器及びアスレホが生産されています。

スペインでは田舎の部類に入るのですが、エウロメッドが止まる駅も有り日本で言えば新幹線の止まる岐阜羽島の様な所ですね。

歴史のある街らしく落ち着いたイイ街ですよ、流石アスレホ(タイル)の生産が多い街だけありタイルで出来た案内板。

私が滞在する場合取引先がレセルバ(予約)する「オテル・エネ・アチェ」、セントロに在るので便利なオテルです。

この街一番のオテルです。

清潔感のあるアビタシオンです。

オテルのテラサから撮影。

オテルを出てスグの所にあるプラサ。

メインの通り

もちろんBARもたくさんありますよ。

オギュスト・ロダン美術館

作品だけです