スペイン紀行

スペインあれこれ

VALENCIAの民族衣装は美しい

スペインは幾つもの国の集合体、言語も違えば風習も違います、一昨年話題になったカタルーニャ(バルセローナがある州)独立運動やら、過激なテロ活動があったバスク地方や長くイスラームに侵略されていたアンダルシア、なので地方色豊かな民族衣装がスペインで楽しめます。

バレンシアは地中海沿いの古くから栄えた地域、ローマ時代より拓かれたタラゴナやカルタへーナがあり、歴史があるだけあって伝統衣装・伝統料理をもっています。  

民族衣装はスペインで一番豪華で高価です、バレンシアは伝統工芸の絹のレース編みが今も家内工業として生きています、女性が肩から掛けているレースの肩掛けMantilla(マンティージャ)はアンダルシアでも見かけます、特にバレンシアの特徴は前掛けエプロンDelantal(デランタル)、写真中央の女性を見て頂くと髪に飾り櫛Peineta(ペイネタ)と髪型のモニョス(スターウォーズのレイヤ姫の髪型)。

民族舞踊もスペインの楽器カスタニュェラスで優雅な踊りです。

男性は短めのベストに頭にはターバンその上から布で出来た三角帽子。

女性の民族衣装は華やかですね、聞くところによると衣装を一式揃えるには日本の新車一台分約400~500万掛るそうです。

あまり綺麗な方なので写真を撮ってしまいました。

綺麗な方もそうでない方も華やかです。

男性のスカートもガリシア地方でも見かけます。

Estacion Puerta de Atocha Ⅱ

0階ハルディン・トロピカルのBAR,右側にはキオスクやエスタンコがあります。

この駅のエスカレラは階段式のではなく、空港などによく有るスロープ式の為荷物を持って乗れるタイプ。

AVEの改札になりますコントロル・デ・エキパヘとは荷物検査で、空港に在るX線の機械に荷物を置き検査を受ける。


因みにSalidasとは出発もしくは出口の意味です、メトロの駅でもSalida の表示があれば出口です、何故?出発なのか?駅からの出発、駅からの出口です。

左側がAVEの改札になります、日本なら発車のギリギリでも全く問題ないのですが、荷物検査の時間も有るので少し余裕を持って行きましょう。

ロルカの像が中二階にあります、?ロルカ?そら何んじゃ!え!ロルカを知らない。

上から2階エントラーダ、その下が1階Revsion de billetes(改札)、一番したが0階待合所とハルディン・トロピカル。

2階エントラーダ。

エントラーダ、駅からの出口サリダとアパルカミエント(駐車場)

エントラーダを出るとタクシー乗り場が在ります。

写真の方面に行けばセントロ(市中心部)に行けます。

貸自転車が多くなりました。

アフリカ系の不法滞在者がコピー商品を販売していますが、絶対相手にならない方が無難ですよ。

正面に見える白い建物はアトーチャ駅前に在る「オテル・メディオディア」、エスタシオン・プエルタ・デ・アトーチャの旧駅名はエスタシオン・デ・メディオディア、旧駅名がオテルの名前になっています、日本では駅前のオテルと言えばベスト・ロケーションなのですが、スペインでは必ずしもベスト・ロケーションとは言えない所が多い、もしマドリーでオテルをお探しなら、グランビア周辺かプエルタ・デル・ソル周辺をお奨めします。

左のオテルが「オテル・メディオディア」で、右側の白いオテルが「エネアチェ・マドリー」です、「NH MADRID」は道路(パセオ・デ・プラド)を挟んでプラド美術館です。

Estacion Puerta de Atocha プエルタ・デ・アトーチャ駅

スペインの首都マドリーには鉄道の主要駅が2カ所あります、北部にあるチャマルティン駅と此処プエルタ・デ・アトーチャ駅、マドリーの鉄道の玄関と言えばプエルタ・デ・アトーチャです。

元々スペインの交通はアウトブスが主要で鉄道は不便でしたが、AVEやセリカニアスが整備されてずいぶん便利になりました、今も地方都市に行くには便数も多いアウトブスが利用する事が多い、鉄道の利用が便利になったのはメトロの延伸整備が寄与していると思う。

元々アトーチャ駅はマドリー・デ・メディオディアー(マドリー南駅)と言われていた、旧駅舎が火災で燃えたため立て直した駅舎が1992年完成、ホセ・ラファエル・モネオは旧駅舎のアンデン(ホーム)のなった部分を、待合所(Jardin Tropical)にして世界でココにしかない駅(植物園の有る待合室)しました、素晴らしい駅舎を必ず見るべきですね私なら半日はこの場所で過ごせます。

駅前のプラサ・デ・エンペラドール・カルロス・シンコ。

昔は(10年ひと昔と言うならば)駅前にはアフリカ系黒人が少なかったのですが、ここ7~8年前から急に多くなって来ました、エウロパで通貨が統一され移動が自由になり他のエウロパの国より、スペインになだれ込んで不法滞在が増えこれから先治安が悪くなるのでは?。


スペインは日本の武士道文化に通じる騎士道が有ります、スペインの文化は日本と同じく生善説からなり悪人の少ない国、EU統一により他のエウロパからスペインに流れ込んだ者が悪行を行なう、まるで現日本と同じような状態でニュースを見ると朴とか李とかが必ず紙面をにぎわす。

今見えているプランタ(フロアー)が0階(スペインでは日本の1階が0階)、アトーチャ駅は4階から出来ています。
PLANTA-1:メトロが入っていて上にあがると0階(日本風に言うと1階)
PLANTA 0:アンデン(ホーム)と待合所(Jardin Tropical)外へ出ると駐車場
PLANTA 1:AVEの改札とSALA CLUB AVE(サロンAVE)

PLANTA 2:駅エントラーダ・タクシー乗り場

待合所(Jardin Tropical)の奥にはコンシグナ(コインロッカー)があります。

待合所(植物園)にはカメさんが癒してくれます。

プランタ0(フロアー0階)には植物園やカフェやキオスクなどが整っています、写真の一番上2階(日本風に言えば3階)は駅正面玄関、写真1階(日本風に言えば2階)は改札があります、少し説明をしますと本来スペインの駅には改札無しで出入りできます、が私が居た2004年マドリーのアトーチャ駅でテロがありました、テロのあった前日アトーチャ駅からセビージャに出発、翌々日背筋の凍る思いをした事を昨日の様に思い起こします、その為AVEに乗る場合航空機搭乗並みの手荷物検査の改札があります。

一昔前は旅行者を狙ってのスリ・置き引きなどの犯罪が多かったのですが、最近はあまり聞かない様になりました、ポリシーアも居て安心して過ごせるようになったのですが、海外での気の緩みはやはり事故につながりますね。