スペイン紀行

スペインあれこれ

スペインの重要な足バスターミナル(アウトブセス)

最近でこそAVEに代表される高速鉄道が整備されたのですが、スペインを旅する場合少し前までは鉄道での旅行は不便でした、私がスペインに行き始めた頃はマドリーからセビージャ間だけでした、その頃を含め今もスペインを旅するにはアウトブスが安くて便利、主要都市だけなら高速鉄道に軍配が上がるのですが、地方都市へはやはりアウトブスが便利ですね。


写真のアウトブセス(バスターミナル)はセビージャのプラサ・デ・アルマス、セビージャには大きなアウトブセスが2カ所あります、此処プラサ・デ・アルマスと南のプラサ・エスパーニャの横アウトブセス・サン・セバッシャン。

プラサ・デ・アルマスはマドリー方面及び北部へ、アウトブセス・サン・セバッシャンはバルセローナ及び南部グラナダ方面に向かうアウトブスです。


アルマスで建物に入ると目に入るのがインフォルマシオン、ここで何処へ行くか伝えるとブス会社と窓番号を教えてくれます、ALSA・AMARILLO・EUROLINESなど。

奥のエスカレラか階段を降りるとアンデン(ホーム)です、降りずに奥へ行くとてレスタウランテです。

スペインは世界に誇る喫煙王国だったんです、オペラ「カルメン」でも主人公カルメンはタバコ工場の女工、私がスペインに行きだした頃はソコかしこでタバコを吸っていたのですが、今はどこも禁煙ですタバコ天国のスペインがですよ。

日本では今もレスタウランテでもタバコを吸いやがる!、隣で美味しく食事をしているのにお構いなしの後進国、己さえ良ければ他人は迷惑してもイイと考える喫煙者、喫煙者ほどモラルの無い奴等はいない、スペイン人が出来て日本人に出来ない事は無い。

公共の場所でタバコを吸っているバカ者はいない。

アンデンでビジェテを見せて自分の席(plaza)に着く。

セネカの生まれた街CORDOBA

セネカって誰?、私も銅像の下の説明を読んで初めて知りました、ローマ皇帝ネロの家庭教師であり哲学者、ローマ帝国?何故コルドバと関係が?、私の様な教養の無い者は意外に思いました、そう言えばローマ皇帝にも属国スペインからなった皇帝もいたことを。

この辺りはユダヤ人街、スペインの旧市街にはJUDIOSが今も多く存在します、カトリック・ムスリム・ユダヤ・が共存していたがレコンキ゚゚スタ以後はスペインから排斥された。

スペインの旧市街は道幅が狭い、車が通ると人が通れないくらい狭い。

こんな風景もスペインならではですよね、特にコルドバは5月には花で飾られた窓やパテオが美しい、この時期コルドバから近いカルモナではヒラソル(ひまわり)が見える範囲全ての畑。

路地を曲がると突然知人に会う・スペイン語ではエンコントラル(出会う・見つける)そんな路地を何度も曲がり。

メスキータまで彷徨い歩くのも楽しい。

この路地を抜けるとメスキータの壁に当たる。

オレンジのパテオへ。

王立アンダルシア馬術学校(へレス・デ・ラ・フロンテラ)

へレス・デ・ラ・フロンテラに在る、王立アンダルシア馬術学校(正式には王室アンダルシア式騎士技術学校じゃないかな?)、今回2度目に訪問ですが素晴らしいですね。

フンダシオン・レアル・エスクエラ・アンダルーサ・デル・アルテ・エクエステレ。

流石に王室フンダシオン(施設)ですね、綺麗に整備されています。

室内馬場も歴史のある建物。

正面玄関。

馬場の撮影は禁止されています、オーストリアに在るウィーン王室スペイン馬術学校も、ココから派生したものです。

ナランハの庭