スペイン紀行

スペインあれこれ

街の中のazulejo(タイル)

CALLE DE ALCALA
CALLE(カジェ)とは通りと訳しています、横丁はCALLEJON(カジェホン)と言います。
マドリーの通りにはほゞ名前がついています、通りの名前と番号で住所が判りますので、表札の様なものはありません、そのため通り名は大切なんです、さて、通りの名前はスペインの地方都市の都市名や歴史上の人名などが多い。

CARRERA DE SAN JERONIMO

はソルからプラドに向かう道に表示タイルがあります。

プラド美術館のゴジャ入り口から丘の上に見える「San Jeronimo el Real」です、そのためにサン・へロニモへの道と言うのであろう。 CALLE DEL DOCTOR CORTEZO

この通りはプラサ・ハシイント・ベナベンテに在り、カルロス・コルテッソは細菌学者であり国務長官だった人、ちなみに私がマドリーで初期によく宿泊したオテルが在る通りでした、オテル・コルテッソはロケーションも良い上質のオテルです。 CALLE DE SAN PEDRO  MARTIR

プラド通りからほど近くプラド通りに並行している CALLE DE JESUS Y MARIA

ヘススとはご存知のようにイエスのスペイン語読み、この通り名はスペイン各地でも見ることが多い、基本スペインはマリア信仰が主でヘススより聖母信仰の傾向が強い、マカレナはどこのカテドラルやイグレシアでも見られる。 PLAZA DE TIRSO DE MOLINA

スペインを代表する劇作家、マドリーのメトロの駅名にもなっている、ドクトル・コルテッソ通りを抜けると、ティルソ・デ・モリィナ駅があります。

CALLE DEL MESON DE PAREDES

中心部から少し離れたメルカド・サン・フェルナンドの通り、ラストロに近くマドリーの下町と言う感じかな?、別段何もない通りなのですがパセオ(散歩)でソルから歩ける範囲。 CALLE DE SALLAN

プラサ・マヨールのトレド門からトレド通りを南に歩き出すと、プラサ・セゴビア・ヌエバを通り、カテドラル・デ・サン・イシドロを超えてすぐの通り、蒲鉾状のメルカド・セバダ(セバダ市場)が見えてきます。 CALLE DE TOLEDO

プエルタ・デ・トレドに続く通り。 CALLE DE LA COLEGIATA

プラサ・セゴビア・ヌエバからアントン・マルティンまで続く通り、カテドラル・デ・サン・イシドロの北側の通り。

CALLE DE LOS TINTOREROS

ティントレロス通りはプラサ・セゴビア・ヌエバから西へ300メータ鋪野の短い通り、よく見ないと通り過ぎるほど短い。 CALLE CAVA BAJA

カバ・バハ通りはプラサ・マヨールより南でBAR巡りができる通り、特色のあるBARがズラリと並び、マヨールから歩いて5分程度などでマドリー滞在時には行くべき通りです。

ちょっと堅い話を

サンティアゴ(聖ヤコブ)もキリシタンでない私には木像に金額だけの価値観しかないのですが、何故かサンティアゴ・デ・コンポステラに行くと背中を抱いてしまう、それが宗教の力なんでしょうが?なんか宗教なんてメンドクサイですよね、罰当りですが。 700年も800年も以前に建てられたミナレットや、その後に構築された世界第3位の大きさを誇るカテドラル、見る者を圧倒する優美な姿は私の様な者でもその前ではひれ伏す力を持っています。スペインは800年間イスラームに支配されていた事はご存知ですよね、スペイン南部を中心に観光資源である遺跡は、ローマ・イスラームの遺跡の上に築かれた物がほとんどです、代表的なのはコルドバのメスキータやセビージャの大聖堂、いずれもイスラームのモスクを利用してカテドラル、私の家は代々真言宗御室派で、菩提寺は勢州鈴鹿の観音寺荒神山ですが、私個人的には宗教には全くと言っていいほど興味がありません、なので今も行われている宗教違いによる殺し合いを馬鹿なかしく思っています、でも宗教の成せる業には敬意と尊敬の念を思うばかりです。

セビージャ・サンタ・クルス街BAR巡り

この投稿の最後の写真から10分後にもうアミーゴです、名前を憶えているのは右から2番目のロナウドだけ、だって落差がありすぎでしょ~、名前を聞いちゃってカーニャを吹き出しちゃったもの。スペインの夜の楽しみは何と言ってもBAR巡り、飲める人も飲めない人も皆一緒に楽しめる、人生の楽園はこの一時にあるのではないでしょうか?、残念ながら飲ん兵衛でないのですが、ノリノリで場を盛り上げます。

路上に出したsilla(椅子)と mesa(テーブル)にはこの時間座れない、タブラオを見終えた24時。

兎に角カーニャを店内で注文、店内でも立っているのが精いっぱいの混み様、ハラ―(ジョッキー)を左手にチョリソを右手に。

pasaja(横丁)に移動して腰を下ろす事が出来た、でもカマレロが来ないこの店はダメだな?。

EL PASAJEで2軒目この店ではミガス(パンで出来た焼きめし)食べるだけで、proximo(次)へ。


ココも無理そう?。

最後にたどり着いたのは泊まっているオテルの隣のBAR、今回の旅ではオテル・デルビーが満室で、オテル・ゴジャに部屋が取れました、隣がオテルだと時間を気にしなくてイイので飲めない酒を飲むぞ~。

スペイン人は議論好き、論点はコロコロ変わり結論はいつの間にか何処かへ、言葉の壁もなんのその?解らなくても大笑い、一見怖そうな濃い顔をしているのですが、中身はラティナ陽気ですよ~。