スペイン紀行

スペインあれこれ

PARADORE SAN MARCOS(パラドール・サン・マルコス)

パラドール?あまり聞き慣れない言葉ですよね、正式名称はnacional de turismo(ナシオナル・デ・ツーリスモ)国営オテル、パラドールは中世の城・修道院・イグレシア・病院などの建物を宿泊出来る様に改装したもの、有名な所では簡単に予約の取れないグラナダの「パラドール・サン・フランシスコ」、グラナダのアルハンブラ宮殿の中に在り、宮殿の中に泊まりたいと言う日本人が多い、次に有名なのがトレドのパラドール、パラドール・コンデ・デ・オルガス(オルガス伯爵のパラドール)ですね、トレドの全景が見渡せる丘の上に建ち、エル・グレコが愛し絵にも描いた素晴らしいパラドール。


*写真はレオンに在るオスタル・サン・マルコです。

サン・マルコは12世紀からある修道院兼病院を改装したもので、プラテレスコ様式の彫刻には圧倒されます、グラナダやサンティアゴのパラドールよりも格段に安い宿泊料金、パラドール・デビューには最適ではないでしょうか?。

パラドール全般に言える事ですが食事が美味しい、宿泊したのならば是非パラドールのレスタウランテで食べられる事をお奨めします。

エントラーダを入るとスグ左にレセプシオンが在ります、公称では五つ星オテルですのでレセルバ(予約)をされた方がイイですね。

べスティーブロ(ロビー)は豪華絢爛、スペインライフを満喫してください。

2階(スペインでは1階)のガレリア(回廊)は是非見て行って下さい、パティオ(中庭)をぐるり一周しています。

ジャベ(鍵)も中々イイでしょ~、パラドールはほゞよく似たジャベです。

今回の部屋はドブレ(二人部屋)で2万円チョットでした、五つ星なのでアビタシオン(部屋)もアメニィテェーも充実しています。

私はあまりパラドールには泊まりません、その理由は貧乏と幽霊ですね、私の場合スペインに旅行する時はオテルをレセルバ(予約)しません、レセルバ(予約)しないのは予定の変更とその日の気分、レセルバすれば几帳面な私はキチンとオテルにレヒストラルメ(オテル入り)する事が気になって、折角の旅行が台無しになる事を考えれば・・・

ただパラドールは人気があり世界中からレセルバ(予約)が殺到、86あるパラドールの大半は事前にレセルバ(予約)しなければ泊まれないでしょう。

パラドールのレセルバ(予約)の仕方を書いておきますね。
直接パラドール本部(マドリー)にメールで申し込む事が出来るのですが何かと煩雑で、幸い日本にはパラドール・インターナショナルと言う団体が在りますので、この団体を通してレセルバ(予約)される事をお奨めします。


マドリー現地でレセルバ(予約)される場合は、メトロ・バンコ・デ・エスパーニャ近くに在る、JCBプラサでレセルバ(予約)をしてくれます、なおJCBプラサではパラドールまでの列車などその他の情報も教えてもらえますよ。

PAMPLONA

パンプローナで何を連想されるでしょうか?、私はまず思い浮かべるのはパブロ・デ・サラサーテです、バイオリンを習い初めた時の練習曲だつだのと、スコアーを見ると思い浮かべるツィゴイネル・ワイゼンのトラウマ、その次には「日はまた昇る」のエンシエロ(牛祭り)、サン・フェルミンの日に行われるエンシエロは写真の市役所前から始まります。

フランス・サン・ジャン・ピエ・ド・ポーを出て、スペイン領に入りロンセスバージェス山の中を越え初めての都会パンプローナに着きます、スペインから巡礼を出発するペレグリーノはこの街から出発する事が多い。

カフェ・イルーニャはカステージョ広場の一郭をしめています、かのアーネスト・ヘミングウェーも通った店で有名、豪華は豪華なんですが味は何てことなし、近くのカフェ・バルの方が安くて美味しいカフェ・コン・レチェが飲めます。

流石に中は豪華でリッチな気分でエル・ムンド(新聞)を読んでると絵になる。

ナバラ王国の首都だったパンプローナは賑わっています、バスクは食事の美味しいところ、BARはおいしいピンチョスを並べている。

Yo la Reina(ジョ・ラ・レイナ)私は女王、イサベル。

パンプローナはアーネスト・ヘミングウェーの小説「日はまた昇る」で世界に有名になった街、サン・フェルミン祭に行われるエンシエロも小説で有名になる、スペインとヘミングウェーの縁はスペイン内戦から、「誰が為に鐘は鳴る」や「日はまた昇る」などの舞台。

エンシエロはパンプローナだけの祭りではありません、周辺の村でも普通に行われています。

残念ながら私はエンシエロ当日には遭遇しませんでしたが、スペイン人のコラソンが伝わるお祭りですね。

Albergue(アルベルゲ)巡礼者宿舎

カミーノ・デ・サンティアゴ(聖地巡礼)の旅で泊まる宿は、大抵の場合アルベルゲが多いですね、アルベルゲの他にはレフヒオと呼ばれる事もありますが、アルベルゲの説明をしますと、アルベルゲに泊まるにはクレデンシャルと呼ばれる巡礼手帳が必要になります、まずレセプシオンでクレデンシャルを提示する、オスピタレロ(アルベルゲで管理している方)がクレデンシャルの情報を宿帳に書き込みます、クレデンシャルにセジョ(はんこ)を押して手続き終了、簡単な注意事項を聞いた後カマ(ベット)まで案内してくれます。

フランス西部から850キロほゞ1ヶ月半かけて歩くカミーノ、40日~45日間泊まるのですから費用が大変だと思われますが、アルベルゲに泊まるのであれば案外安くつきます、アルベルゲには公営のものも私営のものもあります、なので宿泊料が0€(寄付を支払い)や高くても10€以下なんです、もちろん素泊まり食事は食材を買って作るか食べに行くか、運が良ければペレグリーノ(巡礼者)が作った夕食にありつける場合も有ります、私はココのアルベルゲで出会ったイタリア人のパスタを頂きました、流石イタリア人レストランより美味しかった、私はエロスキーでワインを買って皆でカンパイ。

このアルベルゲは7€で泊まれ、紙でできたベットカバーをくれますが、ベット・バグ(南京虫)除けの為にベットにシュラフで寝ます、男性も女性も隣同士のカマ(ベット)なのでマナーを守らないと、最初はイビキが気になって眠れなかったのですが、だんだん疲れてくるとイビキなど子守歌に聞えてくるから不思議ですね。

食事も済ましブログ・タイム、クアルト・デ・エスタル(くつろぎ部屋)では情報交換と友達作り。

私はお昼に入ったものだから誰もいないので、カマ(ベット)は窓側の下段良い位置に取れました、スペルメルカドから帰ると隣はうら若き女性、私が居るにも関わらず胸まる出しで着替え目のやり場に困る、日本ではありえないシュチュェ―ション、羞恥心が無いのだろうか?。

カマ(ベット)の上には基本的に荷物を置かない事、アルベルゲには連泊は出来ません、お昼までにはアルベルゲを出発しなくてはなりません、オスピタレロはオーナーもいますがボランティアも多く、ペレグリーノ(巡礼者)の相談にものってくれます。

トイレ・シャワー・などの設備は揃っています、先にも書きましたが調理室があり自炊が出来ます、他のアルベルゲですが私はカレーを作りパンでカレーパーティーをしました、匂いが漂ったのでヒンシュクをかいましたが。

アルベルゲの名前を書くのを忘れてましたね、このアルベルゲはEstella(エステジャ)のアルベルゲANFASです、スペルメルカドのエロスキまで歩いて15分かかりますよ、街の中心よりも少し外れた所に在ります。